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000017: Safari (iPhone/iPad) でズーム（拡大）できないページをズームさせる

最終更新：2015/12/02

スマホだのタブレットだのが普及すたのに、そいつの長所を亡きものにするviewport、user-scalable = no（ピンチ操作で拡大縮小できない）ページが存在する。
わしゃWebデザイナーぢゃねぇので、詳しい事情はわからぬが、閲覧者からすれば「見にくければ、backボタン押して、検索リストの次のページへ行く」のが普通のリアクションであろお。
とわいえ、稀に他のページに目的の情報がなく、致し方なくそこのページを見ざるを得ない場合もあるぢゃろう。

方法１：アクセシビリティ「ズーム」をＯＮにする

これは、Safariに限らずブラウザ以外のアプリでも同じぢゃが、デバイス（iPhone/iPad）レベルで、でっかくしちまおうというわけだ。

設定 -> 一般 -> アクセシビリティ -> ズーム

そこの説明にある通り、
３本指ダブルタップで拡大モードに入る。
３本指スライドで表示エリアを移動させる。
３本指ダブルタップで元の表示に戻る。
世辞にも操作性がいいとは言えないが、このような仕掛けがあるのは評価すたい。

方法２：Bookmarkletとやらを使う

ページの作りの問題であるから、この方法が王道であろお。
Safariのよく使うブックマークフォルダ（お気に入りや、ブックマーク直下、または、その他）に、
どこのページでもいいのでブックマークを作る。
作ったブックマークの編集画面を開き、URLを以下の呪文に、ブックマーク名をわかりやすい
テケトーなものに変更する。

javascript:document.querySelector('meta[name=viewport]').setAttribute('content', 'width=device-width,initial-scale=1.0,maximum-scale=10.0,user-scalable=1');

※以下は、ブックマークフォルダFavoritesの下に、Googleのページのブックマークを追加し、
「すけーらぶる」というブックマーク名のBookmarkletに変更すた図ぢゃ。

使い方は、至極簡単、不届きなページに出くわしたら、普通にブックマークを使うのと同じように、上記で作ったブックマークを開く操作をすればよろしい。

（追記2014/11/24）
iOS 8 以降のSafariでは、Bookmarkletはお気に入りに１つだけ作っておけば良さげでしゅ。URLバーをタップすると、お気に入り（＝Favorites）のブックマークが表示されるので、そこからタップできまする。ブックマークボタンからブックマーク階層を辿るより操作が楽ぢゃ。
昔のSafariではこれができなかったので、よく使うブックマークフォルダの下に１個ずつBookmarkletを作ってますた。ブックマークボタンは、最後に使ったブックマークフォルダを表示するので、Bookmarkletが１つしかないと、ブックマーク階層を辿らなければならんので不便この上ない。

（追記2015/12/02）
ちなみに、AndroidのChromeでは、Setting -> Accesibility -> Force enable zoom をOn にする、Firefox では Add onにAlways Zoomがあり、こいつをインストールすればページのviewport設定をオーバーライドして伸縮可能にしてくれます。残念ながらiOS版のChromeには上記の設定は無く、また、FirefoxではAdd onという仕掛け自体がiOSアプリには存在しないのでダメダメでつ。

方法３：画面キャプチャ撮っちまう

ロックボタン（＝電源ボタンともいふ）＆ホームボタン同時押しで画面キャプチャ撮っちまう。撮ったキャプチャは、iOS標準装備の写真アプリのガメラロール保存されとる。写真アプリに入っちまえば、伸ばしも縮めもなんでもござれだ。

簡単なので、全部覚えて（設定して）、状況に応じて使い分けるのがよいだろう。
でわ、快適な波乗りを。

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